株式会社ワールドレジデンシャル
商品企画課 課長
佐藤 孝雄
レジデンシャル中野坂上に最初に関わったのは2011年です。
土地の契約日は忘れもしない3月11日。まさに東日本大震災当日の午前中でした。
元々のコンセプトでもあった地域に密着・貢献する役割を、この物件はより大きく課せられることになりました。
防災用備品の常備はもちろん、防災井戸を敷地内に設けて緊急時には飲用水として利用可能。マンション前面に大きく確保した共有スペースは、お祭りや朝のラジオ体操といった地域イベントに公開されています。また、元は狭かった道路を、お年寄りやお子様も安心して歩いていただけるよう広く拡張しました。
都心に近いにも関わらず川や緑道などの自然に恵まれ、かつ低層住宅が多いので陽当りが充分に確保できるなど、非常に優れた住環境を活かして、このエリアでは珍しいファミリー向けの永住マンションに仕上がっていると思います。
できる限り永くお住まいいただけることを願っています。
中世以来の中野郷(武蔵野の真ん中にある郷の意)に由来しています。 熊野那智大社の古文書、貞治(じょうじ)元年(1362)『武蔵国願文(むさしのくにねがいぶみ)』に初見され、応永二十七年(1420)の『江戸氏庶流書立(えどししょうりゅうかきたて)』には「中野殿・阿佐谷殿」が見えます。